仮想通貨に関する相談件数、7-9月期は前四半期比26%増=金融庁

仮想通貨に関する相談件数、7-9月期は前四半期比26%増=金融庁
 11月27日、金融庁は同庁に寄せられた仮想通貨などに関する相談が7―9月期は4―6月期比で26.2%増え、685件だったと発表した。6日撮影(2017年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[東京 27日 ロイター] - 金融庁は27日、同庁に寄せられた仮想通貨などに関する相談が7―9月期は4―6月期比で26.2%増え、685件だったと発表した。具体的には、仮想通貨や仮想通貨取引所などに関する「一般的な照会・質問」が最多で476件、次いで「行政に対する要望等」が139件など。
同庁の金融サービス利用者相談室に寄せられた相談などの受付件数は合計8173件で、仮想通貨等に関する相談は全体の8.4%に当たる。
仮想通貨関連の相談はこれまで「貸金等に関する相談等」に含まれていたが、件数が増えたため、今回から項目を分けて相談件数が公表された。
金融庁は9月末に仮想通貨取引所の登録業者として第一弾となる11社を発表。併せて、ウェブサイトに特別ページを作り、利用者への注意喚起を行っている。

和田崇彦

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