元米国防長官のカーター氏死去、68歳
米国のオバマ政権で国防長官を務めたアシュトン・カーター氏が２４日遅く、心疾患のため死去した。資料写真、２０１６年１２月、英ロンドン（２０２２年 ロイター／Hannah McKay）
［ワシントン ２５日 ロイター］ - 米国のオバマ政権で国防長官を務めたアシュトン・カーター氏が２４日遅く、心疾患のため死去した。６８歳だった。家族が２５日に明らかにした。
国防の専門家で、過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）の掃討作戦を指揮した。米軍の全ての職種を女性に開放。トランスジェンダーの兵役禁止も撤廃した。
英オックスフォード大学で理論物理学の博士号を取得。テクノクラート（技術官僚）として知られた。
バイデン大統領は「類いまれな人格者だった」との声明を発表した。
私たちの行動規範：トムソン・ロイター「信頼の原則」
次の記事
- 特集 安全保障問題米・イランが間接協議、域内情勢のエスカレーション回避で＝報道
バイデン米政権の高官２人が今週、域内情勢のエスカレーションを避けるため、イラン側と間接的な協議を行ったと、米ニュースサイトのアクシオスが１７日伝えた。
- 特集 安全保障問題フーシ派、紅海でパナマ籍のタンカー攻撃 死傷者なし
イエメンの親イラン武装組織フーシ派が１８日、イエメン沖の紅海でパナマ船籍の石油タンカーを対艦ミサイルで攻撃したと、米軍が発表した。タンカーはその後、自力で動力を回復し、航行を続けたという。
