米大統領、プーチン氏に直接制裁検討も ウクライナ侵攻なら

[ワシントン 25日 ロイター] - バイデン米大統領は25日、ロシアがウクライナに侵攻した場合、プーチン大統領に直接制裁を課すことを検討すると言明した。
さらに近々、派兵待機させている米軍約8500人の一部を移動させる可能性があると明らかにした上で、ウクライナに米軍部隊を派兵することはないと強調した。
1月25日、バイデン米大統領はロシアがウクライナに侵攻した場合、プーチン大統領に直接制裁を課すことを検討すると言明した。写真は同日、議会で記者団と懇談するバイデン氏(2022年 ロイター/Leah Millis)
ホワイトハウスは25日、バイデン大統領が単独でウクライナに派兵する意向は持っていないと表明。「北大西洋条約機構(NATO)が東部のパートナー国を支援する機構となっており、焦点はNATOにある」と述べた。
バイデン大統領はまた、これまでにプーチン大統領に対し「ウクライナに越境すれば、重大な結果を招く」と明確にしていると述べた。

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