五輪＝競泳女子エフィモワ「東京大会はアンフェア」
競泳女子のユリア・エフィモワは、複数の選手が棄権を余儀なくされていることを受け、東京五輪はアンフェアな大会だと批判した。２５日に東京で撮影（２０２１年 ロイター/Rob Schumacher-USA TODAY Sports）
［東京 ２７日 ロイター］ - 競泳女子のユリア・エフィモワ（２９）は、複数の選手が棄権を余儀なくされていることを受け、東京五輪はアンフェアな大会だと批判した。
エフィモワはロシアのスポーツ専門チャンネル「マッチＴＶ」のインタビューで「どこにも行けないことが不満だし、出場できなくなった選手が大勢いる。全員が参加できないなんて、アンフェアなオリンピックだ」と述べた。
また、同選手は米国の放送局の要望を受け、決勝を午前に組んだ大会主催者のことも批判。「残念ながら、私たちの世界ではお金が全て。選手のことは気にしてもらえていない」との考えを示した。
組織的なドーピング問題による処分のため、エフィモワらロシア勢はロシア・オリンピック委員会（ＲＯＣ）として東京五輪に出場している。同選手にとって東京大会は４回目の五輪。２７日の女子１００メートル平泳ぎ決勝に残っている。
私たちの行動規範：トムソン・ロイター「信頼の原則」
次の記事
- 米国米石油・ガス掘削リグ稼働数、22年1月以来の低水準＝ベーカー・ヒューズ
米エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズの週間データ（５月３日までの週）によると、国内石油・天然ガス掘削リグ稼働数は２週連続で減少し２０２２年１月以来の低水準になった。
