ジャズ界の巨匠ウェイン・ショーターさん死去、89歳

ジャズ界の巨匠ウェイン・ショーターさん死去、89歳
 米サックス奏者で、最も高い評価を受けたジャズ作曲家とされるウェイン・ショーターさんが2日、ロサンゼルスで死去した。広報担当者が明らかにした。89歳だった。2011年7月のモントルー・ジャズ・フェスティバルで撮影(2023年 ロイター/Valentin Flauraud)
[2日 ロイター] - 米サックス奏者で、最も高い評価を受けたジャズ作曲家とされるウェイン・ショーターさんが2日、ロサンゼルスで死去した。広報担当者が明らかにした。89歳だった。死因は明らかにされていない。
ショーターさんは1950年代後半にドラマーのアート・ブレーキーが結成した「ジャズ・メッセンジャーズ」でテナーサックス奏者として名を上げ、60年代にはマイルス・デイビスのバンドに参加した。
自身もバンドを率い、最も著名なスタンダード曲の1つ「フットプリンツ」を収録した「アダムズ・アップル」などのアルバムを発表した。
69年にはジャズ・フュージョンバンド「ウェザー・リポート」を共同結成し、77年にジャズ史上最も人気を博したアルバムの1つ「ヘビー・ウェザー」を製作した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab