ウクライナ国民の大半が将来的なEU加盟を楽観視=世論調査

ウクライナ国民の大半が将来的なEU加盟を楽観視=世論調査
ウクライナのキーウ(キエフ)国際社会学研究所が7日に発表した世論調査によると、少なくとも88%のウクライナ国民が10年後にはウクライナが欧州連合(EU)に加盟していると予想していることが分かった。9月28日撮影(2022年 ロイター/Yves Herman/File Photo)
[キーウ(キエフ) 7日 ロイター] - ウクライナのキーウ(キエフ)国際社会学研究所が7日に発表した世論調査によると、少なくとも88%のウクライナ国民が10年後にはウクライナが欧州連合(EU)に加盟していると予想していることが分かった。
EUは6月にウクライナを「加盟候補国」として正式に認定する方針で合意している。実際のEU加盟には10年以上かかる可能性がある。
世論調査はロシアがウクライナへの侵攻を開始した2月24日以前にロシアが実効支配していたクリミア半島などの一部地域を除くウクライナ全土の1000人を対象に実施された。
調査では、特に戦争が激化した東部でも回答者の76%がウクライナは将来的にEUに加盟すると楽観視していることが示された。また、戦争によって経済が悪化し、ウクライナ国民が大量に流出する事態になると想定している人はわずか5%だった。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab