再送:神戸鋼の不動産子会社売却、外資ファンドなど入札=関係筋

神戸鋼の不動産子会社売却、外資ファンドやJR西日本入札=関係筋
 10月24日、神戸製鋼所が実施している不動産事業の子会社の一次入札に、米投資ファンドのフォートレス、ブラックストーンなどが参加したことが明らかになった。写真は神戸製鋼所のロゴ。都内で10日撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)
[東京 6日 ロイター] - 神戸製鋼所<5406.T>が実施している不動産事業の子会社の1次入札に、米投資ファンドのフォートレス、ブラックストーンなどが参加したことが明らかになった。複数の関係筋がロイターの取材に答えた。
また、その関係筋は西日本旅客鉄道(JR西日本)<9021.T>が入札していると述べたが、JR西日本の広報部は6日、「当社は、この入札に参加していない」と語った。
1次入札は10月20日に締め切られた。神戸鋼は100%を保有する神鋼不動産(神戸市)の株式の70%を売却する方針。売却額は約500億円を想定している。
今後のキャッシュ創出の必要性に応じて、神鋼不動産の売却を取りやめる可能性もある。
神鋼不動産は不動産開発はマンションの分譲、オフィスビルや商業施設の管理などを行っている。
*10月24日の記事にJR西日本のコメントを追加し、見出しや本文の一部を修正しました。

藤田淳子 編集:田巻一彦

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