米上院、自動運転車の普及促進法案で超党派合意

米上院、自動運転車の普及促進法案で超党派合意
 9月27日、米上院のジョン・スーン議員(共和党、商業委員長)とゲーリー・ピーターズ議員(民主党、ミシガン州選出)は、自動運転車の普及促進を目指した法案で超党派合意に達したと明らかにした。写真は自動運転車に搭載されたセンサー。カリフォルニア州 で4月撮影(2017年 ロイター/Stephen Lam)
[ワシントン 27日 ロイター] - 米上院のジョン・スーン議員(共和党、商業委員長)とゲーリー・ピーターズ議員(民主党、ミシガン州選出)は27日遅く、自動運転車の普及促進を目指した法案で超党派合意に達したと明らかにした。
法案は28日に公表される予定。商業委員会が10月4日に採決するという。
ゼネラル・モーターズ(GM)、アルファベット、フォード・モーターなどはこれまで、法制化に向けたロビー活動を展開していた。現行法では人間に制御されていない車両は禁じられている。
法案内容の説明を受けた関係筋2人によると、上院の超党派法案ではより大きな商用トラックは対象に含まれないという。
スーン、ピーターズ両議員は共同声明で「自動運転車技術の採用により、命が救われるほか、障害者の移動性が改善し、新規雇用が創出されると見込んでいる」とした。
今月に下院で可決された同様の法案も重量1万ポンドを超える車両を対象から外している。

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