東芝株が急伸、米著名投資家による株式取得を材料視

東芝株が急伸、米著名投資家による株式取得を材料視
 7月18日、東芝株が急伸。著名投資家のデービット・アインホーン氏が運営するヘッジファンド、米グリーンライト・キャピタルが4─6月期中に東芝株を取得したことが14日に明らかになった。都内で2月14日撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場では18日、東芝<6502.T>株式が急伸。著名投資家のデービット・アインホーン氏が運営するヘッジファンド、米グリーンライト・キャピタルが4─6月期中に東芝株を取得したことが14日に明らかになった。
グリーンライト・キャピタルが投資家向けに送付した書簡の中で判明。これを材料視した買いが先行した。
ロイターが入手した書簡によると、グリーンライトは、東芝傘下で破産手続き中の米原発子会社ウエスチングハウス(WH)と半導体事業の売却を巡る不確実性が解消され次第、東芝の株価は上昇すると予想。
東芝の半導体事業の売却を巡る米ウエスタンデジタル(WD)との訴訟が終結すれば、東芝の株価は400円まで上昇する可能性があるとした。東芝株の14日終値は231.6円。
グリーンライトはまた、東芝がWH関連の契約から脱却次第、東芝の基盤は安定するとの見方を示した。
*情報を追加しました。

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