現金受取口から助け求めるメモ、ATM内に作業員閉じ込められる

現金受取口から助け求めるメモ、ATM内に作業員閉じ込められる
 7月13日、米テキサス州で、銀行の現金自動預払機(ATM)を修理しにきた作業員の男性が機械室に閉じ込められ、「助けて」と書いたメモをATMに投入し、現金引き出しに訪れた顧客に助けを求める出来事が12日にあった。写真はロイタービデオの映像から(2017年 ロイター)
[オースティン(米テキサス州) 13日 ロイター] - 米テキサス州で12日、銀行の現金自動預払機(ATM)を修理しにきた作業員の男性が機械室に閉じ込められ、「助けて」と書いたメモをATMに投入し、現金引き出しに訪れた顧客に助けを求める出来事があった。
男性は、携帯電話を車においたまま修理に入り、機械室から出られなくなった。部屋の壁が厚く叫び声が外に届かなかったため、現金受け取り口に「助けてください。ここに閉じ込められており電話を持っていません。上司に電話してください」と書いた紙を投入、訪れた利用者に助けを求めた。
警察は、男性は3時間にわたって助けを求めたが、利用者が冗談と思い無視されてしまったと説明。だが、ある顧客が通りかかった警官に受け取ったメモを見せたことから、上司に連絡が取られ、救助活動が行われたという。
警察によると、男性は無事解放された。

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