米司法長官、コミー氏の発言めぐり13日に議会証言の意向 

米司法長官、コミー氏の発言めぐり13日に議会証言の意向
 6月10日、セッションズ米司法長官(写真)は、コミー連邦捜査局(FBI)前長官の証言に関して、13日に上院情報特別委員会で証言する意向を示した。6日撮影(2017年 ロイター/Chris Aluka Berry)
[ワシントン 10日 ロイター] - セッションズ米司法長官は10日、コミー連邦捜査局(FBI)前長官の証言に関して、13日に上院情報特別委員会で証言する意向を示した。上院歳出委員会の商務・法務・科学及び関連機関小委員会のシェルビー委員長に宛てた書簡をロイターが入手した。
証言が公開されるか非公開となるかは明らかにしていない。
「コミー氏が上院情報特別委員会で最近行った証言を巡る報道を踏まえて、これらの問題について適切な場所で発言する機会を与えられることが重要だ」と主張した。
「(上院情報特別委員会は)調査を行っており、関連した極秘情報も入手できることから最も適切な場所だ」と説明した。
同委員会はロシアの米大統領選挙介入疑惑について調査している。
8日のコミー氏の証言を受けて、セッションズ氏とロシア政府高官らとの関係を巡り新たな疑問が浮上した。大統領選期間中やトランプ政権発足後に同氏がロシアのキスリャク駐米大使ら高官と接触したことを隠していないかが焦点となっている。

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