パリ協定、米国が離脱すれば効果薄れる=ロシア政府

パリ協定、米国が離脱すれば効果薄れる=ロシア政府
 6月1日、ロシアのペスコフ大統領報道官(写真)は、地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」について、主要な参加国が離脱すれば効果が薄れると指摘した。4月撮影(2017年 ロイター/Sergei Karpukhin)
[モスクワ 1日 ロイター] - ロシア政府は1日、地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」について、主要な参加国が離脱すれば効果が薄れると指摘した。トランプ米大統領のパリ協定に関する決定発表を控え、コメントした。
関係筋によると、トランプ大統領は協定から離脱する準備を進めている。
ロシアのペスコフ大統領報道官は、記者団との電話会議で「プーチン大統領はパリでこの協定に署名した。ロシアはこれを非常に重視している」と発言。
「それと同時に、主要参加国なしでは協定の効果が薄れる公算が大きいことは言うまでもない」と語った。

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