小林製薬の小林章浩社長は29日、大阪市内で記者会見を開き、同社の紅麹(こうじ)関連製品の摂取者に健康被害が拡大している問題で、健康被害を訴えている摂取者に診察や治療をしてもらうのが最優先で、必要に応じて補償していくことが大事だと述べた。「原因を究明して再発防止をとっていくことがわれわれの責任だ。リーダーとして現時点ではそれを進めていきたい」と語った。