メイ首相「英国には安定が必要」、労働党党首は首相に辞任求める

メイ首相「英国には安定が必要」、労働党党首は首相に辞任求める
 6月9日、英国のメイ首相は、8日の総選挙を受け、英国には安定が必要だとし、保守党が第1党となる場合は安定をもたらす責任を自身が引き受ける考えを示した。ロンドンで7日撮影(2017年 ロイター/Marko Djurica)
[ロンドン 9日 ロイター] - 英国のメイ首相は、8日の総選挙を受け、英国には安定が必要だとし、保守党が第1党となる場合は安定をもたらす責任を自身が引き受ける考えを示した。自身の当選が決まった後、「現在、英国が何よりも必要なのは安定した期間だ」と発言。
「予測が示す通りに保守党が最大議席とおそらく最多票を獲得する場合、われわれにはその安定期間をもたらす責務があり、そうする考えだ」と述べた。
一方、最大野党・労働党のコービン党首は、メイ首相は有権者の信頼を失ったとして、辞任すべきだと述べた。同党首は、今回の総選挙はメイ首相が基盤を強化するために解散したことに伴うものだったと指摘。
「メイ首相は与党・保守党の議席を減らし、信頼を失った。辞任の十分な理由となる」と述べた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab