北アイルランドDUP、連立協議に前向き=幹部

北アイルランドDUP、連立協議に前向き=幹部
 6月8日、英北アイルランドのプロテスタント系民主統一党(DUP)の幹部は、総選挙で与党・保守党が過半数に届かない見込みとなったことに関し、連立政権樹立に向けた協議に応じることに前向きな姿勢を示した。DUPのフォスター党首、北アイルランドのラーガンで2月撮影(2017年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)
[ベルファスト 8日 ロイター] - 英北アイルランドのプロテスタント系民主統一党(DUP)の幹部は8日、この日行われた総選挙でメイ首相率いる与党・保守党が過半数に届かない見込みとなったことに関し、連立政権樹立に向けた協議に応じることに前向きな姿勢を示した。
同党のジェフリー・ドナルドソン議員はBBCテレビに対し、「保守党が過半数割れとなれば、われわれは協議に非常に強い立場で臨めるため、喜んで協議に応じる」と表明。
「ハング・パーラメント(宙ぶらりん議会)となればわれわれは最も勢力が強い政党と協議する考えで、保守党がそうなる見込み」との立場を示し、欧州連合(EU)からの離脱がうまく行くことを望む姿勢など、保守党との共通項は多いと語った。

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