北朝鮮タンカーが「瀬取り」の疑い、ドミニカ船と接触=外務省

北朝鮮タンカーが「瀬取り」の疑い、ドミニカ船と接触=外務省
 1月24日、外務省は、北朝鮮船籍とドミニカ船籍のタンカーが東シナ海の公海上で接触しているのを20日未明に確認したと発表した。板門店で昨年9月撮影(2018年 ロイター/Kim Hong-Ji)
[東京 24日 ロイター] - 外務省は24日、北朝鮮船籍とドミニカ船籍のタンカーが東シナ海の公海上で接触しているのを20日未明に確認したと発表した。日本政府は洋上で積荷を引き渡す「瀬取り」の疑いがあるとして、国連安保理の北朝鮮制裁委員会に通報した。
2隻のタンカーが夜間に照明を点灯し、横付けしているのを海上自衛隊の哨戒機が発見した。北朝鮮船籍の同タンカーは、昨年11月に「瀬取り」に関与したとして国連安保理が入港禁止対象に指定していた。日本政府はこの船が船名を偽装したと判断、制裁逃れを図った疑いが強いとみている。

久保信博

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab