英国の警戒レベル、引き続き「シビア」に ロンドン襲撃受け

英国の警戒レベル、引き続き「シビア」に ロンドン襲撃受け
 6月5日、メイ英首相はロンドン中心部で3日に発生した襲撃事件を受け、英国のテロ警戒レベルを引き続き「シビア」とすると発表した(2017年 ロイター/Hannah McKay)
[ロンドン 5日 ロイター] - メイ英首相は5日、ロンドン中心部で3日に発生した襲撃事件を受け、英国のテロ警戒レベルを引き続き「シビア」とすると発表した。また、同市中心部の複数の橋を含む場所で警備態勢を強化したと述べた。
同市では3日夜、ロンドン橋で容疑者3人が車で歩行者をはねた後、近くで通行人を刺した。7人が死亡し、48人が負傷した。
メイ首相は政府の安全保障委員会の緊急会合後、BBCテレビに対し、「独立機関の統合テロリズム分析センター(JTAC)が、英国の警戒レベルを引き続き『シビア』とすることを確認した。これはテロリストによる攻撃の可能性が高いことを意味している」と述べた。
また犠牲者の国籍が複数の異なる国であることが明らかになったとし、「ロンドンと英国を狙った攻撃ではあるが、自由な世界を標的にした攻撃でもある」と語った。

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