米規制当局が女優やモデルに注意喚起、SNSでの商品推奨に

米規制当局が女優やモデルに注意喚起、SNSでの商品推奨に
 5月9日、米連邦取引委員会(FTC)が米女優のソフィア・ベルガラ(写真)、スーパーモデルのハイディ・クルムなど複数の著名人に、ソーシャルメディアで特定の製品を推奨した際に何らかの報酬を受けていれば、その事実をファンに伝えなければならないと注意を喚起する書簡を送っていたことが明らかになった。写真は2月撮影(2017年 ロイター/Danny Moloshok)
[ワシントン 9日 ロイター] - 米連邦取引委員会(FTC)が女優やモデルなど複数の著名人に、ソーシャルメディアで特定の製品を推奨した際に何らかの報酬を受けていれば、その事実をファンに伝えなければならないと注意を喚起する書簡を送っていたことが明らかになった。
「広告の真実性」を監督する立場にあるFTCは、米女優のソフィア・ベルガラ、スーパーモデルのハイディ・クルム、元プロバスケットボール選手のアレン・アイバーソンなど35人以上の著名人や40社を超える企業に対し3月に書簡を送付したことが、ロイターが入手したコピーで示された。
ベルガラがインスタグラムでブレスレットを褒めちぎっていることなども問題視されたという。ベルガラのインスタグラムには7万5000以上の「いいね」が、クルムがダンキンドーナツのコーヒーを持って写っている写真には3万7000の「いいね」が寄せられている。
セレブらのソーシャルメディアでは、パイナップル柄のレギンス、ポテトチップスなど様々な商品が宣伝されている。

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