緊張緩和へ日本とロシアが緊密協力、挑発回避呼び掛け

安倍氏が挑発行動回避訴え、プーチン氏「6カ国協議再開を」
 4月27日、安倍晋三首相は、ロシアのプーチン大統領(写真右)と会談した。モスクワで同日撮影(2017年 ロイター/Sergei Karpukhin)
[モスクワ 27日 ロイター] - ロシアを訪問中の安倍晋三首相は27日、プーチン大統領との会談後の共同記者会見で、北朝鮮、および各国に対し緊張の高まりにつながるような挑発的な行動を避けるよう呼びかけた。
両首脳は北朝鮮を巡る緊張の緩和に向け緊密に協力することで一致。また北朝鮮の核開発をめぐる6カ国協議の再開を日ロともに望むとした。
安倍首相は記者会見で、他国が挑発的と捉えかねないあらゆる行動を北朝鮮は自粛して欲しいと述べた。プーチン大統領は朝鮮半島情勢が残念ながらかなり悪化したというのが両首脳の考えだとした上で、すべての関係国政府に対し、好戦的な発言をつつしみ、平和的かつ建設的な対話を目指すよう求めるとした。
*内容を追加して再送します。

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