米国務長官、ASEAN外相に対北朝鮮で圧力強化呼びかけ

Secretary of State Rex Tillerson hosts a working lunch for the Foreign Ministers of ASEAN member states
U.S. Secretary of State Rex Tillerson (C) shakes hands with ASEAN foreign ministers before a working lunch at the State Department in Washington, U.S., May 4, 2017. REUTERS/Yuri Gripas
[ワシントン 4日 ロイター] - ティラーソン米国務長官は4日、東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相らと会談し、北朝鮮の核・ミサイル開発への資金の流れを断ち、同国との外交関係を最小限にとどめることを促した。
長官はまた、南シナ海における人工島建設や軍事拠点化の動きに対抗するよう訴える一方、海洋における行動規範策定の協議が進められていることを明らかにした。
マーフィー国務副次官補(東アジア担当)によると、長官は同地域への安全保障および経済面でのコミットメントを強調。
さらに、北朝鮮に関する国連決議の完全履行と、この問題に対する各国の団結を示す重要性を訴えた。
同副次官補は記者団に「東南アジアにおいてだけでなく、もっとできることがあると考えている。ASEAN全域で継続的かつさらなる措置を呼びかけている」と述べた。
*内容を追加します。

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