トランプ米大統領、対イラン制裁解除の見直しを指示=国務長官

トランプ米大統領、対イラン制裁解除の見直しを指示=国務長官
 4月18日、ティラーソン米国務長官(写真左)は、2015年のイランとの核合意に基づく制裁解除が米国の安全保障上の利益かどうかについて、国家安全保障会議(NSC)が中心となって政府機関の間で見直すようトランプ米大統領(写真右)が指示したと明らかにした。写真はフロリダ州パームビーチで7日撮影(2017年 ロイター/Carlos barria)
[ワシントン 18日 ロイター] - ティラーソン米国務長官は18日、2015年のイランとの核合意に基づく制裁解除が米国の安全保障上の利益かどうかについて、国家安全保障会議(NSC)が中心となって政府機関の間で見直すようトランプ米大統領が指示したと明らかにした。
同長官は声明で、イランは合意に沿って核関連活動を抑制する約束を引き続き順守しているものの、テロ支援国としての役割を巡る懸念があると指摘した。
また、見直しについてライアン下院議長に通知したことも明らかにした。
トランプ大統領は、オバマ前政権下でのイランとの核合意を「最悪の取引」と呼んでいた。

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