米コカ・コーラが「ゲイフレンドリー」CM、専門誌は高く評価

米コカ・コーラが「ゲイフレンドリー」CM、専門誌は高く評価
 3月6日、米飲料大手コカ・コーラが先週から、多様性促進キャンペーンの一環として同性愛に好意的な「ゲイフレンドリー」広告を打ち出し、高く評価されている。写真は1月撮影(2017年 ロイター/Mike Blake)
[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米飲料大手コカ・コーラが先週から、多様性促進キャンペーンの一環として同性愛に好意的な「ゲイフレンドリー」広告を打ち出し、高く評価されている。
広告は会話なしのテレビコマーシャル。十代の女の子が一階の窓から家にやってきたハンサムなプール清掃のバイト青年をうっとり眺めていると、彼女の兄弟も二階から熱い視線を送っている。その後コークを届けようと2人とも冷蔵庫に突進するが、プールボーイのところに着いたときにはすでに母親がコークをあげてしまっているという結末。
性的少数者( LGBT)のライフスタイル誌アウト・マガジンは「兄弟姉妹がライバルになるくらいインクルーシブなことはない」と賞賛。マーケティング専門誌の英マーケティング・ウィークも評価している。
広告の世界では、特に大手ブランドを中心に、同性愛の受け入れが鈍いとされている。

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