リビア機ハイジャック、マルタで人質無事解放・犯人投降

リビア機ハイジャック、マルタで人質無事解放・犯人投降
 12月23日、リビア機がハイジャックされ、マルタの空港に着陸した。写真は滑走路で投降する犯人ら。同所で23日撮影(2016年 ロイター/Darrin Zammit-Lupi)
[バレッタ 23日 ロイター] - リビア南西部のセブハ発トリポリ行きの国営アフリキヤ航空機が23日午前、飛行中にハイジャックされ、マルタの空港に着陸した。
ハイジャック犯らは元最高指導者、故カダフィ大佐に忠誠を誓い、乗客109人ら人質全員を無事解放、自ら投降した。
マルタのムスカット首相や、リビア治安当局幹部らが明らかにした。
搭乗した知人と話したという議員はロイターの取材に、犯人は2人組で20代半ば、リビア南部出身と語った。
男1人が手りゅう弾を所持していると乗務員に伝えた。事件発生当初の各種報道によれば、要求が満たされれば乗客全員を解放する用意があると乗務員に話したという。要求内容は分かっていない。

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