米国株式市場=ダウ終値で初の2万3000ドル台、IBM高い

米国株式市場=ダウ終値で初の2万3000ドル台、IBM高い
 10月18日、米国株式市場ではダウ工業株30種が終値で初めて2万3000ドルを上回り、S&P総合500種とナスダック総合も最高値を更新した。IBMに買いが入り相場をけん引した。2016年4月撮影(2017年 ロイター/Lucy Nicholson)
[ニューヨ-ク 18日 ロイター] - 米国株式市場ではダウ工業株30種が終値で初めて2万3000ドルを上回り、S&P総合500種とナスダック総合も終値での最高値を更新した。IBMに買いが入り相場をけん引。同社は前日に発表した決算で、過去6年近く減少が続いた売上高が増加に転じるとの見通しを示した。
ダウが終値で初の2万2000ドル台を付けたのはわずか54営業日前の8月2日で、2万1000ドルから2万2000ドル到達までに掛かった日数の半分程度だ。
ウェドブッシュ証券の株式責任者イアン・ワイナー氏は「個人投資家の買いが続いている」とし、最高値更新や節目突破が伝わるたびにさらに多くの投資家が市場に引き寄せられると述べた。
IBMは8.9%急伸。第3・四半期決算は売上高が予想を上回った。
アナリストによる目標株価の引き上げを手掛かりに銀行株も上昇した。
アボット・ラボラトリーズは1.3%高。第3・四半期決算で医療機器事業の売り上げが堅調となり、利益が予想上回ったことを好感した。
イーベイは決算発表を受けて引け後に4%下落。通常取引は1.3%高で終えた。
ニューヨーク証券取引所の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回り、比率は1.09対1だった。ナスダックも1.32対1で値上がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は約56億株で、直近20営業日平均の59億株を下回った。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 23157.60 +160.16 +0.70 23087.13 23172.93 23086.75 <.DJI>
前営業日終値 22997.44
ナスダック総合 6624.22 +0.56 +0.01 6634.26 6635.52 6613.55 <.IXIC>
前営業日終値 6623.66
S&P総合500種 2561.26 +1.90 +0.07 2562.87 2564.11 2559.67 <.SPX>
前営業日終値 2559.36
ダウ輸送株20種 9899.67 +75.53 +0.77 <.DJT>
ダウ公共株15種 739.62 -0.95 -0.13 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 1228.16 +4.04 +0.33 <.SOX>
VIX指数 10.07 -0.24 -2.33 <.VIX>
S&P一般消費財 725.60 -1.85 -0.25 <.SPLRCD>
S&P素材 363.54 -0.79 -0.22 <.SPLRCM>
S&P工業 611.74 +0.40 +0.06 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 559.69 -0.56 -0.10 <.SPLRCS>
S&P金融 436.32 +2.44 +0.56 <.SPSY>
S&P不動産 202.50 -0.35 -0.17 <.SPLRCREC
>
S&Pエネルギー 502.50 -3.53 -0.70 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 963.46 +1.57 +0.16 <.SPXHC>
S&P電気通信サービス 153.72 -0.90 -0.58 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1053.83 +3.15 +0.30 <.SPLRCT>
S&P公益事業 275.19 -0.41 -0.15 <.SPLRCU>
NYSE出来高 6.79億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 21470 + 120 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物12月限 円建て 21450 + 100 大阪比 <0#NIY:>

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