ロシア・トルコ外相が電話協議、「テロ対策」強化で一致

ロシア・トルコ外相が電話協議、「テロ対策」強化で一致
 12月20日、ロシア外務省は、ラブロフ外相とトルコのチャブシオール外相が電話で協議し、「テロ対策」を強化する必要性で一致したことを明らかにした。写真は同国駐在のロシア大使が銃撃され死亡したのを受け会議するロシア閣僚陣。左はラブロフ外相、左から2番目はプーチン大統領。19日モスクワで撮影。提供写真(2016年 ロイター)
[モスクワ 20日 ロイター] - ロシア外務省は20日、ラブロフ外相とトルコのチャブシオール外相が電話で協議し、「テロ対策」を強化する必要性で一致したことを明らかにした。
トルコの首都アンカラでは19日、同国駐在のロシア大使が銃撃され、死亡した。
両外相は、二国間関係を悪化させ、シリアやイラクでの武装勢力との闘いにおける協力を妨害することを狙った挑発の芽を摘み取ることが重要との立場も強調した。
チャブシオール外相は20日にモスクワを訪問し、ロシアとイランの外相とシリア問題について協議する。
ラブロフ外相は、20日のイランおよびトルコ外相との会合では、シリア問題への対応で具体的な措置をまとめると明らかにした。
外相は声明で「モスクワで開かれる20日の会合では、この犯罪を命令・組織した人々を支援した者が計画を実現できなよう措置を講じる」と述べた。
*内容を追加します。

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