米ウォルマート、ブラックフライデーに向けネット店向け商品拡充

[シカゴ 9日 ロイター] - 米小売り大手ウォルマート・ストアーズ は、米年末商戦が本格化するブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)に向けて、オンライン商品を大幅に拡充する。
早期の割引やネット販売の増加により店舗から客足は遠のき、1年で最も混雑するショッピングデーとしてのブラックフライデーの重要性が薄れる中、同社はネット販売拡大に全力を尽くす。
多くの小売業者は、11─12月の年末商戦で年間売上高の20─40%を稼ぐ。全米小売業協会(NRF)は、今年の米年末商戦の小売売上高(自動車・ガソリン・外食除く)が前年比3.6%増の6558億ドルになるとの見通しを示した。
ウォルマートの購買担当責任者スティーブ・ブラッツパイズ氏は9日、ブラックフライデーに向け、店舗とオンラインの両方で十分な在庫を確保したと述べた。150万台以上のテレビと300万台以上のビデオゲーム機を用意したという。
24日の感謝祭は早朝からネット上で特売を開始し、実店舗を午後6時にオープンする予定。

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