MLB=複数球団が球場に防護ネット増設へ、ファウル直撃事故で

MLB=複数球団が球場に防護ネット増設へ、ファウル直撃事故で
 9月22日、MLBでは、客席にいた少女がファウルボール直撃で負傷したことを受けて、少なくとも3球団が防護ネット(写真)を増設するという。ヒューストンで2005年5月撮影(2017年 ロイター/Richard Carson)
[22日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)では、客席にいた少女がファウルボールに直撃されて負傷した事故を受け、少なくとも3球団が防護ネットを増設する方針を決めた。
20日にニューヨークで行われたツインズ戦で、ヤンキースのトッド・フレージャー選手が打ったファウルボールが三塁線の席に座っていた少女を直撃した。少女のけがは回復しつつあるという。
MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは2015年、ホームベースの後方から両ベンチまでの範囲に防護ネットを設置するよう、全30球団に要請。今回の事故を受けて、レッズ、マリナーズ、パドレスが2018年シーズン開幕までに防護ネットを増設する方針を発表した。
同コミッショナーは21日、今回の出来事は「非常に残念」とする声明で発表。すべての球場でのさらなる防護対策について検討するという。

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