韓国全土で48時間の家禽移動禁止措置、鳥インフル対策で

韓国全土で48時間の家禽移動禁止措置、鳥インフル対策で
 11月25日、韓国農林畜産食品省は、病原性の高いH5N6型鳥インフルエンザの流行拡大を阻止するため、全土の家禽飼育場と関連輸送機関に今週末の家禽の移動を禁止する措置を発表した。 写真は同国抱川市で23日撮影(2016年 ロイター/Kim Myeong-jiin)
[ソウル 25日 ロイター] - 韓国農林畜産食品省は25日、病原性の高いH5N6型鳥インフルエンザの流行拡大を阻止するため、全土の家禽飼育場と関連輸送機関に今週末の家禽の移動を禁止する措置を発表した。
同省は声明で、この措置は、現地時間26日午前0時(日本時間同)から48時間適用されると述べた。
最初の感染は1週間前に確認され、25日時点で6例に増えている。この日までに、韓国の家禽8470万羽の1%弱に当たる約73万羽が、感染拡大防止のため殺処分されている。
H5N6型は、中国や香港など海外で人への感染が起きており、中国では2014年4月以降、少なくとも10人が死亡している。韓国での人への感染は、これまでのところ確認されていない。

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