スイスチョコ「トブラローネ」、形の変更で英ファンから苦情殺到
[チューリッヒ 8日 ロイター] - マッターホルンをかたどった三角形が特徴のスイスのチョコ菓子「トブラローネ」が、原材料費高騰のため英国で販売される製品を縮小、英国のファンは、山と山の間隔が広くなったことにショックを受けている。
英国のソーシャルメディア上では、新型のトブラローネに対する不満が続出。これは「最もばかな決定」だと購入者の1人は投稿。「独特の形で知られるチョコなのに、お金を節約するために形を変えるなんて。恥を知れ」と非難した。
モンデリーズは、英国の1ポンドショップ、パウンドランドで売られるトブラローネの重量を170グラムから150グラムに減量。パウンドランド以外で売られる製品も400グラムから360グラムに縮小した。その結果、三角形のギザギザの歯の間隔が広がった。
同社は、英国の欧州連合(EU)離脱決定後のポンド下落とは関係ないとしているものの、英国以外の場所では、従来通りの品が販売されるとしている。トブラローネは、120カ国以上にスイスのベルンにある工場から輸出されている。
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