ファイザー、コロナワクチン追加接種の初期治験データ提出

ファイザー、コロナワクチン追加接種の初期治験データ提出
8月16日、米ファイザーと独ビオンテックは共同開発した新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)に関する初期の臨床試験(治験)データを米食品医薬品局(FDA)に提出した。近く欧州医薬品庁(EMA)などにも提出する。写真は2月9日撮影(2021年 ロイター/ Dado Ruvic)
[16日 ロイター] - 米ファイザーと独ビオンテックは16日、共同開発した新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)に関する初期の臨床試験(治験)データを米食品医薬品局(FDA)に提出した。近く欧州医薬品庁(EMA)などにも提出する。
治験では、全ての参加者が2回目の接種から8─9カ月経過後に 3回目となる追加接種を受けた。その結果、追加接種で中和抗体の水準が大きく上昇することが確認された。従来種に加え、ベータ変異株とデルタ変異株に対しても有効だったとしている。
米当局は先週、ファイザー製とモデルナ製ワクチンを対象に、免疫力が低下している人に対する追加接種を承認した。

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