東証空売り比率が初の50%超え、過去最高を更新

東証空売り比率が初の50%超え、過去最高を更新
 3月23日、東京証券取引所によると、23日の東証空売り比率は50.3%となった。3月2日の48.8%を上回り、市場筋によると過去最高を更新した。写真は都内で2015年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas Peter)
[東京 23日 ロイター] - 東京証券取引所によると、23日の東証空売り比率は50.3%となった。3月2日の48.8%を上回り、市場筋によると過去最高を更新した。50%を上回ったのは初めて。株安を見越した短期筋が空売りに動いたことが反映されたとみられている。
一般的に東証の空売り比率は40%を超えると高水準とされている。23日の日経平均株価<.N225>は974円安となり、年初来安値を更新。米中の貿易戦争を警戒した売りが強まり、下げ幅は今年2番目となった。

長田善行

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab