北朝鮮弾道ミサイル発射、大使館通じ厳重抗議=菅官房長官

北朝鮮弾道ミサイル発射、大使館通じ厳重抗議=菅官房長官
 7月19日、菅義偉官房長官は午前の会見で、北朝鮮による2発の弾道ミサイル発射について、国連安保理決議や日朝平壌宣言に違反した極めて問題ある行為として北京の大使館ルートを通じ厳重に抗議したことを明らかにした。写真は2013年9月都内での代表撮影(2016年/ロイター)
[東京 19日 ロイター] - 菅義偉官房長官は19日午前の会見で、北朝鮮による2発の弾道ミサイル発射について、国連安保理決議や日朝平壌宣言に違反した極めて問題ある行為として北京の大使館ルートを通じ厳重に抗議したことを明らかにした。
弾道ミサイルは、北朝鮮西岸から発射され1発目は400キロメートル、2発目は500キロメートルそれぞれ飛翔し、日本海に着水したと推定されるという。
北朝鮮による核実験準備の可能性や、中距離弾道ミサイル「ノドン」も発射された可能性については、詳細は分析中だとしてコメントを控えた。
米国が核の先制不使用を決めた場合の日本の安全保障上の影響について問われると「仮定の質問には答えられない」と述べた。

竹本能文

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