2015年の独雇用者数、12年連続で増加=連邦統計庁

[ベルリン 4日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が4日発表した統計によると、2015年の同国の雇用者数は前年比0.8%増の約4300万人と、12年連続でのプラスとなった。
失業率が歴史的低水準にある中、同国の雇用は1990年の東西ドイツ統一以降で最も良い状態となっている。
統計庁はギリシャ、ポルトガル、スペインなどのユーロ圏に加えてルーマニア、ブルガリア、クロアチアなど東欧諸国から労働者が流入しており、雇用を押し上げたと指摘。ドイツ在住者にとっても、経済が安定していることで就業がしやすくなっていると述べた。
11月の失業率は6.3%と、前月の6.4%から低下し、東西統一以来の低水準を更新した。12月の統計は5日発表される。

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